アニマリズム(Animalism)とは|アニマリズム党

定義:アニマリズムとは

動物を倫理と権利の対象とし
尊厳と自由を保障すべきである
とする主義であり、
動物を社会に包摂する

ための指針。』

定義:アニマリストとは

アニマリズムを実践する人々のこと

アニマリズムは、権利と責任を拡大する

ヒューマニズムの範囲 アニマリズムの範囲

ヒューマニズムは人類の共助。しかし動物は、人類のための資源とされています。権利は与えられず、人類によって支配、利用されています。
アニマリズムは動物をかけがえのない個として認め、倫理と権利の対象とします。人類は、動物の自由と尊厳を守ることを求められ、また責任を持ちます。

社会を変えるアニマリズム
個人を変えるヴィーガニズム

ヴィーガニズム(Veganism)とは、「人間は動物を搾取することなく生きるべきであるという主義」(ヴィーガン協会 レズリー・クロス、1951)。
ヴィーガン(Vegan)とは、ヴィーガニズムを体現する生き方です。
ヴィーガニズムは、個人のライフスタイルを変えます。ヴィーガンとは、動物利用トライアングルからたった一人で脱却することができるライフスタイルであり、最も効果的な活動です。
しかし、ヴィーガンになるか否かは個人の選択となります。

アニマリズム(Animalism)とは、「動物の自由と尊厳を確立し、倫理と権利の対象とすべきであるとする主義で、動物を社会に包摂するための指針」。
アニマリスト(Animalist)とは、アニマリズムを体現する生き方です。
人類はこれまで、人間至上主義に基づき、人間のための法・政治・経済・システムを構築してきましたその帰結が現在です。地球環境は壊れかけ、動植物は大量絶滅し、社会は無関心で残酷、人心は荒廃し、目前の欲に刹那的な楽しみを見出します。今の道が間違っていることは明らかであり、何か変えなければいけません。
アニマリズムは、社会を変えます。ヨーロッパではすでに、アニマリズムを思想的基盤とした政党が各国にあります。
来たるべき未来、動物たちは権利を獲得することにより、守られます。権利を侵害するものには法によるペナルティーが課されることになるでしょう。

権利は弱い者を守る道具

法に裏付けられた権利とは、強者から弱者を守る道具です。
もしあなたに権利が無かったら。強者たちが、あなたを好きにできます。現在の家畜とされる動物たちと同様の状況に陥る可能性もあります。
動物の権利運動のゴールとは、法的に確立された権利を動物に獲得することによる、動物解放が真のゴールです。

権利の拡張=社会的進化

社会的な進化とは、弱者が権利を獲得してきた歴史でもあります。女性や子どもの権利が(完全ではないが)確立されたのは第二次世界大戦後です。私たちは今も進化の途上にあり、野蛮の中にいます。
権利の進化の次の段階は、感情や感覚を持つとすでに証明されている動物への権利の拡張です。

アニマリズムは、動物利用問題を解決する

動物利用問題


リブが取り組む課題は、動物利用問題です。
人類の動物利用は巨大なものです。
毎年、陸生生物だけで700億もの動物が利用されています。
動物利用問題の全体像はあまり認識されていません。
動物利用問題は二つに分かれます。
動物への被害人類への被害

動物への被害

動物への被害は、食・衣・娯楽・実験・野生の5つに分けられます。
インターネットの発達により、動物への搾取の現実が知られつつあります。
《参照》映画『アースリングス』(動物利用を描いたドキュメンタリー)
https://www.youtube.com/watch?v=thFyxG5_V4c&feature=youtu.be

人類への被害

膨大な数の動物を人工的に作り出し、そのすべてを殺すことによって生み出される
人類への被害
人類への被害は、健康・社会・倫理・化学・環境の5つに分けられます。

動物産業

動物製品を供給している産業は、動物産業(Animal Enterprise)と呼ばれます。
動物産業は、娯楽実験野生の5つの産業に分けられます。
動物産業の市場は巨大です。

動物消費

動物消費者として、動物たちを消費します。
消費は、食・衣・娯楽・実験・野生 に分けられます。
部屋の中や日用品、食事や衣料品など、利用している動物を数えてみると、数多くの動物を消費していることに気が付きます。

動物利用トライアングル

動物消費者が動物の消費を求め、
動物利用産業が供給し、
動物利用問題が生まれます。
その動物利用トライアングルの足下で、膨大な数の動物たちが利用・搾取・殺害されています。
動物たちの現状は『動物利用産業』によって隠され、動物消費者は、動物利用問題に気が付くことがありませんでした。

動物解放

私たちが向かう未来は、アニマリズムの社会。
アニマリズムは、動物、人類、地球へポジティブな影響をもたらします。

《参考》

Wikipedia Animalism
The Animalist “What is animalism?

What is animalism?|The Animalist |アニマリズム党

“What is animalism?”

The Animalist の “What is animalism?“を翻訳)

一言で言えば、アニマリズムはヒューマニズム(人間/人道主義)と非常に似ていますが、対象が人間だけでなく、すべての感性(五感)を持った動物も含んでいます。

ヒューマニズムとは、人間の利益や価値観に注目した理論、哲学、態度、あるいは生き方です。特徴としては、超自然主義を拒絶し、個人の尊厳と価値観、理性と思考力を通して目指す自己実現のための能力を強調する哲学です。

アニマリズムは、すべての動物の、命そのものの価値観に注目、強調した、道徳的で哲学的な思想です。アニマリズムはヒューマニズムと似ていますが、アニマリズムでは、ヒューマニズムで種が違うという理由で排除している、人間以外の感性を持つ動物も含んでいます。アニマリズムは文字通りすべての動物の健康、幸福、福利等を促進奨励する考え方です。

アニマリストは、動物を身体的な痛みを感じる能力を持つ、五感を持った個人として見なします。

また、アニマリストは善悪を区別して行動できるか(主体=人間)できないか(受動=動物)という点に注目し、議論します。
そして、動物が善悪の区別ができる存在ではない、という理由だけで、動物には権利を持つ資格がない、または人間が動物の手助けをする必要がない、という考えに強く反対します。

アニマリズムは、ヒューマニズムの価値の対象を人間だけでなく、苦しむ能力があるすべての動物にまで広げたものと見なすことができます。

アニマリストは日常生活の中で、ライフスタイルや政治的な選択をするときに、動物(五感を持った人間以外の動物)の利益を考慮に入れ行動します。

もちろん、例えばクモ、魚、ウサギ、鶏、そして人間は、まったく同じニーズと権利を持っていませんが、共通点として、それらはすべて生きることに興味を持っており、苦しむことを望んでいない、という点があげられます。
例えば、鶏の命そのものと、鶏自身の生きたい、苦しみを避けたい、という願望の観点から考えると、アニマリストがブロイラーの鶏肉を買うことを正当化することはできません。
この場合、一時的な料理の満足感と、鶏の生涯にわたる苦しみと死を比較すると一目瞭然です。
では、例えば幼い人間の子供を傷つける可能性がある、有毒な蜘蛛を排除、殺す、というケースはどうでしょうか。もちろんヒューマニズムの観点からいくと、蜘蛛の排除は論理的な反応です。
その場合も、アニマリズムの考え方は、人間の子供と蜘蛛の生きたい、苦しみを味わいたくないという、両者(人間と蜘蛛)を平等に扱う思考を通して何をすべきかの結論を出します。
もちろんその場合、道徳的考察は、死が可能な限り痛みのないものであるべきことを提案しています。

アニマリストにとって、ベジタリアン、ビーガン、そして肉食をできるだけ最小限に抑える、という動物に対して思いやりのある生き方を選択し、実践することは理にかなっています。また、動物が人間の娯楽のための道具、または商品として扱われる動物レースやロデオのような活動は、明らかに倫理的道徳的に不正な行為と考えます。
また、アニマリストは時間やお金を寄付する場合、どこの動物慈善団体を選ぶかを、重要な要素としてとらえています。

アニマリストはヒューマニストと同じように、一般に確立された教義や迷信よりも、証拠に基づき、論理的、客観的、合理的に思考を展開することを重要視します。

アニマリズムは動物福祉、動物の権利、動物の平等、動物の解放、反種差別、そしてビーガニズムと密接に関連しています。
アニマリズムとビーガニズムの違いは、ビーガニズムが非常に具体的なライフスタイルを規定しており、ビーガニズムの間では相違、差異、不一致、例外を認めないという点です。
分析的にいうと、個人がビーガニズムのルールに例外を作った場合、もはやその個人はビーガンとは呼べません。
アニマリズムの基本は反種差別主義であり、ビーガニズムよりも広範囲に問題をとらえ、選択肢や倫理観を議論し、相違を受け入れます。

「私は“アニマリスト”という言葉が大好きです。なぜならそれは本当に効果的だと思うし、私が目指すものについての特徴と状況を的確に説明しているからです。またポジティブな点も大好きです。アニマリズムは何かに対しての反抗運動ではない点、先を見越している点、そして何よりもポジティブな言葉を使っている点も大好きな理由です。」 
-ウエイン シモンズ-

翻訳:Ryuko Miura (Animal Rights Activist)
 Animal Rights Hawai’i  http://animalrightshawaii.org/