アニマリズムとは

アニマリズムとは 重要記事

アニマリズムの定義

動物を倫理と権利の対象とし
尊厳と自由を保障すべきであるとする主義
であり
動物を社会に包摂するための指針

アニマリストの定義

アニマリズムを実践する人のこと

アニマリズムは、何を変えるのか

アニマリズムは倫理や権利を拡張する

図:ヒューマニズムの範囲 アニマリズム範囲

ヒューマニズムの権利や倫理の対象範囲は、ヒトのみです。
ヒューマニズムは人類間の共助ですが、ヒト以外の動物は対象に含まれず、権利は与えられず、ヒトの資源とされ、支配され、利用されています。
アニマリズムの権利や倫理の対象範囲は、ヒトを含む動物まで。
ヒトを含む動物を、かけがえのない生を生きる主体として認め、倫理と権利の対象とします。ヒトは、ヒト以外の動物の自由と尊厳を守る義務と責任を持ちます。

つまり、アニマリズムは、ヒューマニズムを内包します。

図:アニマリズムはヒューマニズムを内包する
《参照》

谷津裕子. 動物 ひと・環境との倫理的共生. 2022/6/3. 東京大学出版会.(p184)

アニマリズムは社会を変える

アニマリズムは社会を変革し、ヴィーガニズムは個人を変革します。

図:社会を変えるアニマリズム-個人を変えるヴィーガニズム
個人を変えるヴィーガニズム 社会を変えるアニマリズム

ヴィーガニズム(Veganism)とは、「人間は動物を搾取することなく生きるべきであるという主義」。ヴィーガン(Vegan)とは、ヴィーガニズムを体現する生き方です。
ヴィーガニズムは、個人のライフスタイルを変えます。ヴィーガンとは、動物利用トライアングルからたった一人で脱却することができるライフスタイルであり、最も効果的な動物擁護活動の一つです。
しかし、ヴィーガンになるか否かは個人の選択となります。

アニマリズム(Animalism)とは、「動物の自由と尊厳を確立し、倫理と権利の対象とすべきであるとする主義で、動物を社会に包摂するための指針」。アニマリスト(Animalist)とは、アニマリズムを体現する生き方です。
ヒトはこれまで、人間至上主義に基づき、ヒトのための法・政治・経済・システムを構築してきましたその帰結が現在です。地球環境は壊れかけ、動植物は大量絶滅し、社会は無関心で残酷、人心は荒廃し、目前の欲に刹那的な楽しみを見出します。今の道が間違っていることは明らかであり、何かを変えなければいけません。
私たちは、それが、より弱い存在を社会全体として守る、アニマリズムの実現であると考えています。

権利は弱い者を守る道具

法に裏付けられた権利とは、強者から弱者を守る道具です。もしあなたに権利が無かったら。強者たちがあなたを意のままに利用するでしょう。
動物権利運動のゴールとは、法的に確立された権利を動物に獲得することによる、動物の解放です。

図:権利は弱い者を守る強力な道具

権利の拡張=社会的進化

社会的な進化とは、弱者が権利を獲得してきた歴史でもあります。女性や子どもの権利が世界的に認められたのは第二次世界大戦後です。私たちは今も野蛮の中におり、進化の途上にあります。
権利の進化の次の段階は、感情や感覚を持つとすでに証明されている ヒト以外の動物への権利の拡張です。

図:権利の拡張=社会的進化

アニマリズムは、何を解決するのか

アニマリズムは、動物利用問題を解決します。

《参照》

Wikipedia. Animalism.
The Animalist. “What is animalism?“.

フィードバック

アニマリズム党では、政策の抜け漏れを防ぎ、より良い政策へ更新するためのフィードバックとアイデアを募集しています。

以下のリンクからご送信ください。

タイトルとURLをコピーしました