動物政治世界会議:Animal Politics World Conference2024 2日目レポート

アイキャッチ:241214 PvdD第二院議員 イネス・コスティック氏と 政治活動

2024年12月14日、動物政治世界会議:Animal Politics World Conference2024、2日目のレポートです。
今回のカンファレンスのテーマは、「ヒトと野生動物の紛争 平和に共存しよう」です。

最初のセッションは、オランダ動物のための党(PvdD) の第二院議員 イネス・コスティック氏のQ&Aセッションです。第二院は、日本の衆議院にあたります。イネス氏は、非常に力強く、現実的な動物政治の進め方を共有してくれました。イネス氏が、強調したことは「ステップ バイ ステップ」。私が活動する時の座右の銘の一つ「一歩一歩」と同じでした。

241214 PvdD第二院議員 イネス・コスティック氏と

(PvdD第二院議員 イネス・コスティック氏)

国会の女性議員の比率は、オランダ:39.1% (世界28位)、日本:16% (148位)です。(2024)
私は、動物政治を前進させることはもちろん、「子供をはじめとする地域住民の心身の健康」、そして「女性や若者の政治進出」を政策の中心に据えていきたいと思っています。
現在、両方のプロジェクトの下準備を行なっていつところです。

次に受けたセッションは、
人間と野生動物の衝突に関する専門家であるWWFのクリスティアン•ヴァン•デア•ホーヴェン博⼠のセッション。WWFが提唱する「C2Cアプローチ」は、木曽町でも試す価値があると強く感じ、相談したところ、クリスティアン博⼠からアドバイスをいただけることになりました。

241214 WWFのクリスティアン•ヴァン•デア•ホーヴェン博⼠

(WWF クリスティアン•ヴァン•デア•ホーヴェン博⼠)

次のセッションは、マイテ•ヴァン•ガーウェン氏の動物の意見を政治に入れていく取り組みのためのワークショップ。マイテ氏のワークショップも「人と動物の政治共同体」に基づく、非常に面白い形式で、こちらも機会を見つけて開催しようと思っています。

241214 マイテ•ヴァン•ガーウェン氏のワークショップ

(マイテ•ヴァン•ガーウェン氏のワークショップ風景)

各国の参加者とも時間の許す限りお話をしています。
レバノンルーマニアNOAドイツTierschutzparteiモルドバPONAモロッコフランスParti Animalisteアルゼンチンジョージアなど。

241214 ウクライナ・イタリア・アイルランド

(ウクライナOlga氏・イタリア PAI・アイルランド)

241214 ベルギ DierAnimal・アイルランド

(ベルギー DierAnimal・アイルランド)

241214 ルーマニアNOA

(ルーマニアNOA)

241214 PvdDからのアナウンス

(PvdDからのアナウンス)

カンファレンスでは、毎食ビュッフェスタイルの食事が提供されました。もちろんすべてヴィーガンです。食事の時間を共にすることを大事にしているようです。

241214 夕食

(夕食。手前 右フランスParti Animaliste グルノーブル市副市長、左モンペリエ市副市長)

アニマリズム党の本ウェブサイトには、各国動物党の詳細な情報をまとめています。参加者に見せたところ、自分の団体について日本語の詳細な記事があることに驚いていました。
動物党に関する日本語の情報は貴重ですので、ぜひご参照ください。

《参照》

世界の女性議員割合 国別ランキング・推移 https://www.globalnote.jp/post-3877.html

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